勉強

【国語偏差値70が解説】国語の勉強の本質①

ダヴィンチ

皆さんは国語の勉強をどのようにしていますか

どう勉強すればいいのかわからなくていつも問題を解くときになんとなくやってしまっている方が多いのではないでしょうか

今回はそんな方のために国語で安定して点数をとる考え方や解き方を紹介します

国語で意識すべきたった1つの考え方

問題を解くときに問題文を読んで、なんとなく本文からそれっぽい言葉を探してくる…

そんな解き方ではいつまでたっても国語の点数は安定しません

なので毎回同じ解き方をしてうまくいったやり方を再現できるようにするのが理想です

そのために私が意識していたことがこれです

問題文を分解する

これをすると問題を解くのが楽になります

では詳しく説明していきます

”問題文を分解する”とは

分解する部分は、問題文にある「~とはなんですか」の~の部分です

そこを意味が通る単語に分解していきます

そして分解した一つ一つのフレーズと同じような意味をもった言い換え表現を文章中から探していきます

たとえば「人間は考える葦である」という文があったら、「考える葦」は「人間」の言い換え表現であるとわかります

このように分けてフレーズごとで言い換え表現を見つけることで、今までなんとなく問題文の意味を考えて文章中から根拠を探していた根拠が、明確に見つかるようになります

文章化する

フレーズを集めたらそのフレーズを使って文章を作ります

記号問題などは文章化せずにそのまま答えを出そうとしてしまいがちですが、思考を整理するためになるべく文章をつくりましょう

特に課題をやるときなどの時間があるときは記述問題の練習にもなるので必ず文章をつくりましょう

文章を作るときは問題文に注意してください

たとえば文末はしっかり問題文に合わせましょう

どういうことですか → ~こと

なぜですか、理由を答えなさい → ~から

また文章の構成にも注意しましょう

「~だがー」という問題文があったら、自分でつくる文章も「~だがー」の形にできるだけ合わせるようにしましょう

各問題の具体的な解き方

問題の答え方には大きく分けて3種類ある

問題の答え方は基本的に

  • 記述問題
  • 記号問題
  • 抜き出し問題

の3つだけです

もちろんこれ以外の問題もあるとは思いますが、それらもこれから紹介するやり方を応用すれば答えられると思います

以下では具体的なこの3つの問題の解き方を紹介します

記述問題

記述問題は上で紹介したことをそのままやるだけです

つまり問題文を分解してそのフレーズを探して、文章にするということです

作った文章をそのまま記述問題の答えとして書いていいです

本来なら国語の問題はすべて記述問題でもいいくらい、記述は国語を解く上での基礎になります

記述だと難しすぎたり、答えが2,3個できてしまうので記号問題や抜き出し問題が作られていると私は思っています

なので記述問題が得意になれば国語の問題が全体的に解きやすくなります

記号問題

記号問題では文章化した後から記号の文章と自分で作った文章を比べて、矛盾する記号を選択肢から消していきます

国語が得意ではない人は消去法で問題を解きましょう

理由は正しい記号を選ぼうとするとどうしても感覚に頼りやすくなるからです

消去法なら「ここが違う」という明確な根拠があるので、正答率も安定してきます

抜き出し問題

抜き出し問題ではまず、問題文を分解してそれぞれのフレーズの言い換えを文章から探します

言い換えられている文章のなかに抜き出し問題の答えになるものが入っているので、そこが答えになります

まとめ

今回は国語の問題の解き方を解説しました

この解き方はテストでぶっつけ本番でうまくいくものではないので、課題などを通して解き方の練度を上げていくといいと思います

国語は感覚で解くのではなく解き方を固定すると安定的に点数が取れるようになります

また点数が悪かったときも何が苦手なのかが明確にわかるので勉強しやすいです

ですが解き方がわかってもそもそも読み方がわからなかったり、言い換え表現を探すのが難しかったりすると思うので、それも今後解説したいと思います

ABOUT ME
ダヴィンチ
ダヴィンチ
学生/偏差値70
中学受験に失敗し、地元の公立中学校に進学。 中学校では勉強法を工夫し、偏差値76、模試1位、定期テスト学年1位、オール5などを達成。高校は県1位の学校に進学。 勉強ができなかった人でも、勉強ができるようにこのサイトを作りました。
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